2015年4月19日日曜日

私の為の時間

昨日は自分の為に出かけた。

 

どのくらいぶりだろう、
もしかしたら離婚してから初めてかもしれない。

家を出て40分電車に揺られてあざみ野へ、
その後50分電車に揺られて東銀座へ。

hiloハーダンガー刺繍教室は、私が行ってみたかった刺繍教室。
ハーダンガー刺繍自体は最終的にあまり好きな刺繍ではなかったのだけど、
刺繍と言うものに初めて興味を持った切っ掛けの刺繍。

この刺繍教室は私の大好きなイタリアのレティチェロ刺繍も行っている教室
展示会があったらぜひ行ってみたい作品展だった。


思い出の、私が初めて作った刺繍作品@ハーダンガー

レティチェロ刺繍は、刺繍の先生になろうとしていた時に
いつかこの刺繍で大作をと思っていた刺繍。
なので実際に作品を作った事はまだない。

ニードルレースの手法で作るこのレースは、
類似のものとしてラスキンレースやニードルレースがある。











@ラスキンレースの作品。

レティチェロ刺繍に似ているこのラスキンレースは、
私が生まれて初めてオーダーメイドの依頼を受けて製作・販売した刺繍。


@ニードルレースの作品。
針でひと針ひと針糸をからめながら作っていく、
泣きが入るほど時間がかかる作品。

七海光さんの展示会は、トルコのオヤというレースの作品展。



下のポケットティッシュケースの口の部分についてる飾りがイーネオヤで作った飾り。
ニードルレースと呼ばれる針で編んだレースで出来ている。

思い起こしてみれば短期間の間に本当にたくさんの作品を作っていた。
けれどそれらのほとんどは人にあげてしまったり売ってしまったり。

9割が手元に残っていない。

私が満足できる私に変わるために必要な事のひとつ。
自分一人の充実した時間を過ごす。という課題。

離婚をしたことで時間が無くなり、
勝手に「もう二度と出来ない」と決めつけていた刺繍。

人にあげるためで無く、販売するためで無い、自分の為の作品作り。
今度は時間をつぶす為でなく、楽しむためにチャレンジしてみようと思う。



と言う訳で、仕事で使う手帳のBOOKカバーを作成中!

3 件のコメント:

  1. 自分のための時間と思えるものを身の回りに探してみたら、ありました。目の前に。うず高く積まれた本の山。これらは「自分のため」だったでしょうか。ほとんどをもはや読むことはありません。

    そう思い始めたので、どんどんその姿を消しつつあります。処分しています。ただ、そういうものでも手元にあったことに、意味がないとは思わない。読書を通じて本当に貴重だと思えたごく一部に出会えたのも、素通りしてしまった夥しい数の本のおかげだから。間違いを恐れずにいえば、それら無数の本のなかに自分を通り過ぎた時が詰まっているような気がする。

    結局、時は自分がどう考えようと、公平に過ぎたのだと思います。そして、これからも同じようにあり続けると思うのです。

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  2. 兄さんの本の山を一度眼にしてみたいものだったなー。
    兄さんと私の共通点でもあるよね、本が大好きと言う事。

    刺繍の先生を目指していた主婦時代は、
    少ないお小遣いの許せる限り刺繍の本を購入していた。

    離婚後、引っ越した家に購入した小さな本だな。
    入りきらずに半分以上は収納の中に収められているけれど、
    それでも本棚の中には刺繍の本がみっちりと詰まってる。

    時は誰にでも公平に流れる財産。
    皆が共有している時間だからこそ、人一倍大事にしたい私なのです。

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  3. 昔は富士山。今は高尾山ですwww

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